はじめに
こんにちわ、爪川です
今回の記事ではアメリカのテレビニュースで取り上げられた脳振盪関連の話題を見たいと思います
その記事の題名は「MN’s neurosurgeon’s first-of-its-kind concussion testing device gets FDA approval」です
日本語訳では「ミネソタ州の脳神経外科医の新しい脳振盪チェック装置がFDA(アメリカ食品医薬品局)に認可された」となります
※FDAは日本でいう厚生労働省に似た機関です
ニュース内容
米国ミネソタ州の脳神経外科医であるDr. Uzma Samadaniを中心としたチームが開発したのは、”Eye BOX”という装置です
この装置を用いて被験者が画面上に移る物体を目で追いかける際に眼球の位置や動きをチェックします
検査時間は4分未満で終わり、客観的な検査結果が得られます
Dr. Samadaniによればこれはより複雑な神経学的検査の代わりに用いることが出来、被験者の脳幹機能の状態を把握出来ることで診断の助けとなるとしています
このニュースを見て
脳振盪を受傷すると様々な症状が起きますが、目の機能が低下してしまうこともあります
その様な場合は目の動きなどをチェックしますが、見落としてしまう様な非常に小さい異常や、検査者の主観が入るなどで精確に評価しにくい時もあります
その様な場合ではこういった装置が役に立つかもしれません
また、このような装置でなくとも例えばKing-Devick Testというよりシンプルなチェックで目の状態をチェックする方法もあります
ただこのニュースを見て思ったのは、この”Eye BOX”を取り上げたのは日本で言う地方局のテレビかと思いますが、そういった媒体で取り上げることは人々の関心が高いことかと思いますので、アメリカにおける脳振盪の関心の高さ・認知度の高さが見えるのかなと思います
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました
コメント